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電気・電子情報関連産業分野では国内初。ミャンマーからの特定技能外国人受け入れをスタート
ウイルテック
株式会社ウイルテック(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役:宮城 力、以下「当社」)は、2020年10月9日よりミャンマーからの特定技能外国人の受け入れを開始しました。
当社においては、コロナ禍以降初の海外からの渡航事例となり、海外事業においても経済活動再開の兆しとして期待しております。
今回の受け入れにあたっては、日本政府の『国際的な人の往来再開に向けた段階的措置』による、入国後の14日間の自宅等待機を維持した「レジデンストラック」の入国スキームに基づいた対応を行っております。
ウイルテックについて
当社は1992年の設立以来、”モノづくりを支援する会社”として製造請負サービスをはじめ、メーカー向け/建設業向けの技術者派遣等の人材派遣サービス、電子部品の卸売りや制御機器ユニットなどの受託生産及び修理サービス事業など、ものづくりに関するノウハウと改善力を活かした製造関連事業を全国で展開しております。
さらに、2004年より外国人技能実習生の受け入れを開始し、以後、海外人財の育成と活用に取り組んでまいりました。現在ではベトナムとミャンマーに現地法人を立ち上げ、国内トップクラスの大学やローカル企業と密な連携を取ることで強固なネットワークを構築しております。また、大学との提携では、エンジニア育成のための日本語教育にも取り組んでおり、ミャンマーから日本に向けて優良送出し機関と連携し、これまで300名以上の技能実習生を輩出しております。
特定技能制度による受け入れについて
現状の技能実習生制度では従事できる作業範囲が狭く、「組立て作業」など特定の作業に限定されるため、受け入れ可能な現場も限られてしまいます。
一方で、特定技能制度による受け入れであれば、検査業務や機械のオペレーター業務などに従事できるようになり、当社の主要業種である「電気・電子情報関連産業分野」全般に配属が可能となります。他にも「半導体製造分野」など、他分野へと新たな企業様への請負業務ご提案の枠が広がってまいります。
この度特定技能制度で受け入れるミャンマー人は、皆以前当社にて技能実習生として来日の実績がある方たちで、3年間の技能実習修了後に一度ミャンマーに帰国し、その後本人の希望により、特定技能社員として再来日を果たすものです。なお、弊社において優良に技能実習を修了した方という事で、語学や技能の審査は免除されます。
今後、第2陣(10月24日)8名、第3陣(11月中旬予定)10名、第4陣(12月ごろ)12名を予定しており、随時受け入れを拡大してまいります。
現地でサポートを行うウイルテックミャンマーでは、人財コンサルティング、トレーニングコンサルティングとビジネスマッチングサービスを行っており、現在、大学等と連携を行い常時500名程度のエンジニア・実習生候補者の育成を進めております。
自国でのエンジニアの育成と日本への雇用拡大を目指し、日本とミャンマーにおける「ものづくり」の発展に貢献してまいります。
WILLTEC MYANMAR Co., Ltd.(ヤンゴン、ミャンマー)
以上