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【ウイルハーツ】梅花女子大学との産官学連携プロジェクトで障がいのある当事者とのコミュニケーション支援ツールを制作

グループ会社

~アニメで深める障がいのある当事者と学生の相互理解~

2026年3月、半年間にわたって取り組んできた梅花女子大学と株式会社ウイルハーツによる産官学連携プロジェクトが集大成を迎え、完成披露式典が開催されました。

ウイルハーツは、障がい者の雇用促進を目的としたウイルテックグループの特例子会社で、印刷事業やWeb事業などを展開しています。

本プロジェクトでは、ウイルハーツで働く障がいのある社員と、梅花女子大学心理学科2年生57名が協力し、職場における障がいのある当事者と接する為のヒントとして役立つ支援動画の制作に取り組みました。

完成披露式典

完成披露式典では、完成したばかりの動画が上映されました。

動画では実際の職場での事例をアニメ形式で紹介しています。障がいのある社員との接し方について、望ましくない事例と望ましい事例を順番に紹介し、指示や声かけをする際に気を付けるポイントなど、障がいのある社員とその周囲の社員が良好な関係で仕事を進めるための方法を学ぶことができます。

式典の最後には、ウイルハーツ代表・矢良上より、学生へDVDが手渡されました。

本プロジェクトの概要は以下のプレスリリースよりご覧いただけます。
「ウイルハーツ、梅花女子大学との産官学連携プロジェクトを開始」
https://prtimes.jp/story/detail/Ybvp5QfMLXx

障がいのある社員と学生同士の理解を深める制作過程

梅花女子大学の学生は、障がいのあるウイルハーツ社員に対して仕事中どのような時に負担を感じるか等のヒアリングを行い、その内容をもとに動画の素材となる絵コンテの制作に挑戦しました。

ウイルハーツ社員は学生が描いた絵コンテからその意図をくみ取り、アニメーションの編集を行いました。

障がいのあるウイルハーツ社員は、対面でのコミュニケーションに苦手意識があり、授業への参加には緊張や不安を感じていましたが、学生の授業への意欲や真剣な姿勢を見て、それに応えようと努めました。学生のイメージを活かしつつ、障がいのある方への接し方が動画で適切に伝わるよう、何度もすり合わせを行いました。

ウイルハーツ社員のTさんは学生と接する中で、「人前で話すことや人との交流が苦手でしたが、学生の皆さんとイメージの共有ができた時はとても嬉しく、やりがいを感じました。」と授業の様子を振り返っています。

人×人「正解」のない問いへ

本プロジェクトでは、障がいのある当事者の実際の体験が重要なヒントになりました。コミュニケーションには決まった「正解」はありません。どんな時にどう感じるかは人によって異なります。

 「この場面では私はこう声をかけてほしい」
「私はこのような対応をしてもらえると助かる」

ウイルハーツ社員は障がいのある当事者の一人として自身の経験に基づきアドバイスを伝え、学生と向き合いました。
ウイルハーツ社員のDさんは、「学生さんが熱心に自分の話を聞いてくださる姿にいつも元気をもらっていました。最近では改めて考えることが少なくなった自分の障がい特性についての多くの気付きがあり、成長につながったと感じます。」と振り返っています。

プロジェクトを経て学生は、

「これまで自分は無意識のうちに健常者側の視点で物事を捉えていたことに気づき、多様な立場から考えることの重要性を学んだ。」
「グループワークを通して、多様な意見を取り入れることの大切さや、相手に分かりやすく伝える工夫の必要性を学んだ。この経験を今後の学びや将来にいかしていきたい。」

など、障がいのある当事者との相互理解を深め、この経験を社会でいかしていきたい、という意見が寄せられました。

プロジェクトでの相互理解を社会へのアウトプットに

今回のプロジェクトは、本来のゴールであるDVD制作のみならず、障がいのある当事者のリアルな声を聴く機会となりました。障がいのあるウイルハーツ社員にとっても、自分の特性について自分の言葉で説明し向き合う、相互理解の場となりました。

ウイルハーツ代表・矢良上は「障がいのある当社社員にとって負担が大きいかと思いましたが、楽しんで参加している様子が印象的でした。このような取り組みを通じて、障がいへの理解が広がってほしいと思います。」と語っています。

ウイルハーツ代表・矢良上

梅花女子大学 心理こども学部 心理学科 塩谷尚正先生・瀧本優子先生・福井斉先生からのコメント
普段の授業では、「多様性、共生」という言葉を学び、頭でわかったつもりになっていますが、今回の取り組みでは学生自身がグループワークを通して考え、ウイルハーツの皆様と協力しながら作品にしていくプロセスを体験する機会となりました。困っている当事者が私たちであるという逆転した発想で、「困っている人を困らせるのではなく、困っている人と一緒に考える」ことの大切さをウイルハーツの皆様と一緒に考え、協働作業を通して完成させることができたDVD企画だったと思います。
社員の皆様が、毎回の授業で本当に一生懸命、親切に学生に寄り添ってくださいました。そのお陰で、学生にとって今回の取り組みそのものと、さらに将来自分が働く職場というものが非常に身近に感じられるようになったと思います。また、ウイルハーツの仕事に対する真摯な姿勢とアットホームなチームワークが自然と学生に伝わっていたと思います。
学生にとっては、社会の中でさまざまな障がいのある人や自分とは異なる背景を持つ人と共に働く時に、どのようにしたら良いかを考えることができた素晴らしい企画でした。特例子会社という現場の専門的な知見と温かな空気感が、学生たちにとって「誰もが働きやすい職場」をイメージし、そのための具体的な声かけやかかわり方を考える上で、大きな支えになっていました。そして、みんなとのがんばりが素敵なDVDとして完成できたこと、とてもうれしく思います。学生たちにとってかけがえのない学びの機会となりました。

障がいのある方をはじめとして、社会や職場ですべての人が生き生きと活動するためには、相手の立場になって考え、コミュニケーションをとる過程が重要です。また、そこで学んだことを社会に発信していくことが、相互理解の拡大につながります。

本プロジェクトで完成したDVDは、今後も学生の学びや、障がい者理解を深めるツールとして活用される予定です。

今後もウイルハーツおよびウイルテックグループは、障がい者と健常者がお互いに創意工夫し、働く喜びを共有しながら、企業と社会の発展をめざしてまいります。

以上

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