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㈱ウイルハーツ 第42回全国アビリンピックで銀賞を受賞
グループ会社2022年11月4日(金)~6日(日)に開催された「第42回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」において、当社グループ 株式会社ウイルハーツの社員が大阪府代表として出場し、銀賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
アビリンピックとは
障害のある方々が、日頃培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害者雇用に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として開催。地方大会、全国大会と国際大会が行われる。
ウイルハーツは印刷事業、Web事業などを行う当社グループの特例子会社です。社員のスキル向上のため、毎年数人がアビリンピック地方大会に出場しています。この度の全国大会にて、大阪府代表として同社社員が出場した「ホームページ」競技では、課題ページ制作における「技術力」や「アクセシビリティ(使いやすさ)」「芸術性」「独創性」を競いました。
同社の矢良上社長は「日々、障がいと向き合いながら磨かれた技能は、障がい者・健常者問わず、多くの人に勇気や感動を与えてくれます。すばらしい技能に裏打ちされる苦労も多いと思いますが、できなかったことができた喜び、やればできるという想いを一人でも多くの障がい者の方に感じて頂きたいと思います。
企業としても技能取得の場や、発揮できる場を提供することが使命であると考え、本大会を盛り上げるためにも、企業団体・行政への働きかけも積極的に行って参りたいと思います。今後もたくさんの方がアビリンピックに参加されることを楽しみにしています。」と大会への想いをコメントしました。
◆ 受賞者コメント
今回含め過去4年間、ホームページ競技では金賞受賞者が出ていません。審判員によると、参加者の技能向上のため審査基準を世界大会レベルに引き上げているとのことでした。それを聞いて悔しく思いましたが、次は金を取ってやろう、世界大会のレベルまで上がってやろうと尚の事意欲がわきました。
受賞者:東條 吉晃
(株式会社ウイルハーツ WEBチーム係長)
学生時代に独学でHTMLを覚え、2010年の入社以来、当社グループの公式サイトや企業のホームページ、アプリなどWeb制作に携わる。
アビリンピックへの出場は2012年から。出場回数は地方、全国と2016年国際大会を含め今回で9回目。
4時間半の競技を終え、インタビューに答える東條選手
◆ Web制作のどんなところが楽しいですか?
自分で考えたプログラムやアニメーションを自在に操れることが楽しいです。
制作に携わったWebサイトにお客様が喜んでくださり、「役に立った」と言っていただけるとやりがいを感じます。
◆ これから挑戦する方へのメッセージ
様々な競技種目があるので今すぐ参加可能なものがあるかもしれません。会社での評価も変わると思います。たとえ賞を獲らなくても、参加するだけでもその価値は十分あります。最初のステップはみなさんが考えるほど難しくはないので気軽に挑戦して欲しいです。
左から矢良上社長、東條選手、上長の大橋課長
関係者からのコメント ◆ 上長:大橋課長 数年前に腕試しのために参加を勧めたアビリンピック大会。これまでDTP競技・ホームページ競技共に全国大会出場に至り、ホームページ競技では国際大会出場まで至ったことは当社の誇りであり私の自慢でもありました。ただ、選手が向き合い背負うプレッシャーを考えると心苦しくも感じていました。今回「銀賞」入賞と結果を残したことで、安心出来たと共に心から「おめでとう」と思えましたし、また自慢が一つ増えました。 ◆ アビリンピックおおさかご担当者様 この度は、全国アビリンピック銀賞入賞を心からお祝い申し上げます。過去には国際大会出場も果たされる中、3度目の全国大会となる今回も素晴らしい成績を残していただきました。日々研鑽を積まれ、大阪大会にとどまらず全国大会でも活躍されている姿は、多くの方々の勇気につながるものと思います。この経験を糧に更なる飛躍をお祈り申し上げます。 ◆ 大阪府ご担当者様 銀賞、入賞おめでとうございます。大阪府からは、東條さんを含め11名の選手が大会に出場されました。皆様の競技に取り組む果敢な姿は、多くの方に勇気を与えたと思います。その姿に、少しでも挑戦してみたい方は、ぜひアビリンピックおおさかへご参加ください。お待ちしております。 |
今後も当社グループでは、積極的に障がい者雇用を行い、障がいのある方と健常者がお互いに区別されることなく個性と技能を磨き、力を発揮できるよう努めてまいります。
以上