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ウイルテック、「産地間人財リレーに関する連携協定」を締結
ウイルテック- 一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会 × 嬬恋キャベツ振興事業協同組合 × ウイルテック -
株式会社ウイルテック(本社:大阪府大阪市淀川区)、一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会および嬬恋キャベツ振興事業協同組合は、農産業における各産地の安定生産体制の確保と外国人特定技能人材の安定した就業環境の構築を目的とした三者間連携協定を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本連携協定の背景と目的
近年、日本の農産業は、日本人の農業離れや農業就業人口の高齢化および後継者問題に伴い、慢性的な人手不足が大きな課題となっています。
このような課題に対応すべく、各団体が有する農業および海外人材の就業環境構築のノウハウを三者間で共有、活用することで、課題である人手不足の解消および海外人材の活用に取り組んでまいります。
本連携協定による具体的な取り組み
①農業人材の確保と人材共有に関する事
生産に必要な人材の確保と、産地間での人材共有を行うことで安定的な生産体制を構築する。
②海外人材の受入れに関する事
異文化を尊重・理解し、連携間での情報共有を図るとともに、海外人材を受け入れることができる環境を構築し、地域との繋がりを創出する。
③就業環境・就業条件の整備に関する事
就業環境及び就業条件の整備を推進し、労働者がより良い環境で働く事ができる環境を創出する。
④生活環境の整備に関する事
働く上での生活基盤の準備と、生活サポートを行うことで海外人材の不安解消を図る。
⑤地域課題解決と地域農業振興に関する事
労働者確保による地域農業のさらなる振興と、海外に対する地域情報の発信及び人材を通じた地域課題の解決を行う。
締結式には、農林水産省をはじめ宮崎県庁など、多くの農政関係者にもご出席いただきました。
「日本の農業において人材不足は長く続く大きな課題です。今回の連携協定は新しい取り組みであるため、解決すべき課題はたくさん出てくると思いますが、三者間で知恵を出し合い、協力しあいながら、新たなプラットフォームを構築していきたいと考えています。ぜひ成功させ、産地間連携のパイオニアとなることで、全国に拡大することを願っています」
今後の取り組み
2023年3月末から当社現地法人WILLTEC MYANMAR Co., Ltd.が展開する日本語学校「JLS」(Japanese Language School)を卒業したミャンマー人の配属を開始するとともに、本スキームの他国展開も同時に行ってまいります。
ウイルテックの「海外関連サービス」:https://www.willtec.jp/service/global/
【一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会について】 宮崎県内の農業法人と農業法人をサポートする企業が集結し、九州初の農業法人協会として設立した団体です。宮崎県農業の発展に貢献することを活動目的とし、企業の農業参入支援や就農促進支援および従業員定着促進支援、農業法人経営セミナーなどを行っています。 社 名: 一般社団法人宮崎県農業法人経営者協会 事業概要: 企業の農業参入支援や就農促進支援および従業員定着促進支援、農業法人経営セミナーなど 設 立: 2007年12月20日 事 務 局: 宮崎県宮崎市恒久1丁目7番地14 代 表 者: 会長 香川 憲一 U R L: https://agri-miyazaki.or.jp/ |
【嬬恋キャベツ振興事業協同組合について】 夏秋キャベツで日本一の生産量を誇る群馬県嬬恋村において、組合員総耕作面積約500haを有し、海外人材の受け入れや環境改善の取組みを通して、日本の農業を支える組合です。平成20年に設立し、延べ750名以上の海外人材の受け入れ実績があります。 社 名: 嬬恋キャベツ振興事業協同組合 事業概要: 海外人材の受け入れおよび環境改善の取組み 設 立: 2008年2月28日 事 務 局: 群馬県吾妻郡嬬恋村三原399番4号 代 表 者: 会長 干川 秀一 |
以上