ニュース
農協観光(JAグループ)と「海外人財と地域をつなぐ連携協定」を締結
ウイルテック- ウイルテック × 株式会社農協観光(JAグループ) -
当社と株式会社農協観光(本社:東京都大田区)は、農業および宿泊業における海外人財の育成と人財支援による地域共創の構築を目的とした業務提携を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本連携協定の背景と目的
近年、日本の農産業は、日本人の農業離れや農業就業人口の高齢化および後継者問題に伴い、慢性的な人手不足が大きな課題となっています。また、コロナ禍からの回復にともない観光客が急速に戻りつつあるなか、宿泊業においても労働力不足は大きな課題となっております。これらの課題を解決するべく、昨今は産地間人財リレーなどを実施する動きも出始めましたが、現状では特定の地域での取り組みに留まっております。
そこで本協定はこの問題を解決すべく、それぞれが役割を持った活動を実施し、更にはこの連携の輪を全国に拡大し、産地間人財リレーの確立から新たな海外人財と地域を繋ぐプラットフォームの実現を目指して参ります。
本連携協定による具体的な取り組み
Ⅰ.海外人財育成
ウイルテック現地法人が運営する日本語学校で特定技能教育・日本語教育を実施します。また、農協観光×ウイルテックの合同クラスを設立し、地域特性や習慣など、来日後の生活に関わる文化的教育にも注力します。
①特定技能資格取得をサポート
●日本語N4相当教育
●特定農業・宿泊業教育
②合同クラスにて配属準備に向けた教育
●地域特性に関する教育
●農業/宿泊業務に関する教育
●用語等の教育
Ⅱ.人材支援
労働者確保に課題をもつ地域農業や宿泊施設に対し、海外人財による労働力でサポートします。
【支援パターン】
①通期雇用 :特定の事業者にて通期雇用
②地域内リレー:近隣地域内で繁忙期にあわせて行う人財リレー
③産地間リレー:繁忙期の異なる地域間で行う人財リレー
Ⅲ.海外人財サポート
働く上での生活基盤の準備と、生活サポートを行うことで海外人財の不安解消を図ります。
●就職サポート
●出入国サポート
●住居サポート
●生活サポート
締結式には多くの農政関係者にもご出席いただきました。
宮城社長コメント「海外人材にとって、もはや日本だけが労働マーケットではありません。日本の農業や観光業は品質の高さや細やかな気遣いなど、海外からも非常に評価が高いと聞きます。また、日本の文化は世界に誇れるコンテンツでもあります。これら日本の魅力を現地での教育時点からしっかりと伝えることが重要であり、『日本に行って働きたい、日本の技術を習得したい』と希望をもって来日いただけるよう、日本のファンを増やすことに注力してまいります」
ウイルテックの「海外関連サービス」:https://www.willtec.jp/service/global/
【株式会社農協観光について】 1989年、前身の一般社団法人全国農協観光協会の旅行事業を分離・継承し、JAグループの一員として設立された旅行会社です。JAに関わる方々を中心に地域密着型の営業を展開し、お客様と正面から向き合って旅行をご提案しています。また、「農業の価値を高める」「農業の魅力を伝える」ことに貢献する企業を目指し、地域ごとに異なる食や農の魅力発信や旅行業に限定しない新たな事業にも取り組んでいます。 社 名: 株式会社農協観光(JAグループ) 事業概要: 旅行業および食や農業の魅力発信 設 立: 1989年10月20日 本 社: 東京都大田区平和島6-1-1 TRCアネックス1階 代 表 者: 代表取締役社長 清水清男 |
以上