社会と向き合う
ウイルテックでは持続可能な社会の実現に向けて、地域社会に貢献する取り組みを積極的に行っています。人口減少や過疎化が進む地域の活性化と、従業員の充実したライフスタイルの構築を目指す地方移住促進の取り組みをはじめ、各地域の清掃ボランティア活動を実施しています。
- 取り組み01 新たな人の流れの創出に向けて地方自治体と連携・協力
- 取り組み02 アグリ事業による社会課題解決と地域活性化
- 取り組み03 地域清掃のボランティア活動
新たな人の流れの創出に向けて地方自治体と連携・協力
、宮崎県延岡市と「新たなヒトの流れに関する連携協定」を締結しました。延岡市では生産年齢人口の減少や地域経済の停滞などの課題があり、一方、当社では都市部における高い生活コストや環境ストレスが従業員の負担になる可能性がありました。双方の課題解決に向け、それぞれが持つ資源や特徴を活かし連携・協力することで、新たな人の流れの創出と人口増加、そして多様化する個人のキャリアデザインへの対応を目指しています。ウイルテックでは移住セミナーの開催や、移住者と地域とのパイプラインの役割を担う移住コーディネーターを育成し、従業員に向けて地域の魅力、サービス、産業等の情報を積極的に発信しています。
地方自治体、企業、移住を希望する従業員の情報をウイルテックへ集約し、
3者間での支援・マッチングを行うwin-winな関係を構築。
宮崎県延岡市での連携協定締結式の様子。
連携協定書を取り交わす延岡市の読谷山市長と当社代表取締役社長執行役員の宮城力。
宮崎県延岡市
延岡市は江戸時代より城下町として栄え、近代以降は東九州の中核都市として工業・農林水産業を中心に発展。1980年に人口の増加ピークをむかえ、以降、若者世代の転出超過に伴い生産年齢人口の減少が続いている。
アグリ事業による社会課題解決と地域活性化
ウイルテックでは兵庫県丹波市で耕作放棄地の圃場を整備して農園を運営しています。地域活性化への貢献と同時に、障がい者の方々や定年退職者の再雇用、個人の多様な価値観やライフスタイルに対応できるような雇用機会を創出する役割も担っています。また、従業員やその家族が、自然の恩恵や食に関わる活動への理解を深める場として親しみ、食材配布を通じた福利厚生や健康促進活動の一環としても活用しています。
人口の都市集中とともに農業従事者は減少。地方における農地の遊休・耕作放棄・荒廃化は社会課題のひとつ。
地方における社会課題への取り組み、従業員の多様な働き方の選択肢としてアグリ事業に参入。
兵庫県丹波市
山々が連なり丹波霧に象徴される盆地特有の寒暖差が豊かな農作物を育む。農林水産省の「有機農業モデルタウン」にも選ばれている。丹波大納言小豆・丹波黒大豆・丹波栗は代表的な特産物で『丹波三宝』と呼ばれ全国的に有名。
子ども食堂にアグリ事業の安心・安全な食材を提供
自社で運営する農園で無農薬にこだわって栽培した新鮮な食材を、地域の子ども食堂へ提供しています。地域の生産と消費の関わりや、地域の食文化の浸透への貢献に努めるとともに、ウイルテックでは「子育て支援」の積極的な活動を推進しています。
地域清掃のボランティア活動
各事業所や派遣先の工場の周辺道路などの清掃活動をボランティアで実施。各地域への貢献と職場の活性化を目的に、各従業員が自発的に美化運動に取り組んでいます。地域住民の方々が心地よく暮らし、従業員が気持ちよく働ける環境づくりを目指しています。
大阪市一斉清掃、大阪マラソン“クリーンアップ作戦”に参加
大阪市が清潔で美しいまちづくりの一環として開催している大阪マラソン“クリーンアップ作戦” に参加しています。2019年度(11月23日~29日)は大阪オフィスでは12名の社員が参加しビル周辺を掃除し、住之江事業所では6名の社員が事業所前にある南港通りの歩道のごみを拾うなどの清掃活動を実施しました。ウイルテックでは多くの市民や事業者の方とともに、美しいまちづくりを行うために当プロジェクトに参加しています。